メンタル不調を劣悪な職場環境から抜け出すチャンスと捉えてみる

1. 三十代女性Aさんの事例

今回は、数年勤めた会社をメンタル不調をきっかけに辞めた、30代女性Aさんの事例を紹介します。

新卒で就職したAさん。

仕事自体は好きな仕事で、会社の方針などにも納得ができていたといいます。

ただ、熱意・情熱のある人が職場全体を引っ張っているため、長時間労働も厭わない雰囲気があったそうです。

調子がいいときにはチームの雰囲気もいいけれど、忙しさの連鎖状態のときには、雰囲気もあまりよくなかったとのこと。

そんな状況に、ついていけない人たちが、メンタル不調で引き継ぎもせずに一人、また一人とフェードアウト辞職していく状況でした。

責任感の強いAさんは、そんな人たちに、辞めるのは仕方ないけれど引き継ぎもしないなんて社会人として失格だと、非難の気持ちを抱いていたそうです。

2. Aさんを襲ったメンタル不調

しかし、そんなAさんにも、慢性的な長時間労働からくるメンタル不調がついに訪れてしまいます。

連休明けの出勤日、家を出たはいいけれどどうしても会社に足が向かわずに、これはまずいとそのまま心療内科へ直行。

気づいた時にはかなり重症だったようで、医者には、すぐに会社を長期休業するよう言われ、そのまま引き継ぎもしないまま、フェードアウト辞職をしてしまいました。

以前は自分が非難していた、引き継ぎもせずにフェードアウト辞職する人たち。

しかし、今度は自分が、そんな非難していた人たちと同じことをすることになってしまいました。

3. 辞職直後に感じた罪悪感、からの復活

会社を辞めた当初は、自分自身が、今まで非難していた人と同じような振る舞いをしてしまったことに、罪悪感や嫌悪感を感じたそうです。

しかし、時間が経って職場を離れて思ったこと。

「やっぱり働き方が異常だった」

繁忙期、というかもう、繁忙感が慢性化していたとのことですが、そんな渦中にいる時には、フェードアウト辞職すると残った人にしわ寄せがくるから、辞めた人を非難してしまうでしょう。

でもこれ、そもそもこんなに長時間労働が慢性化しているのに、人を新しく雇わない、経営側の問題と考えることもできて、従業員個人を責めるだけでは解決できない問題ですよね。

そしてこのことは、渦中にいるとわからない、職場を離れて、職場以外の人とゆっくり話をしたりする中で、「やっぱりあれは異常だったんだ」と徐々に気がついていくものです。

4. メンタル不調をチャンスと捉えてみる

むしろ、こういうメンタル不調のようなきっかけがないと、なかなかこんな状況からは抜けられないのではないでしょうか。

ぼくもメンタル不調になったことは一度ではなくあります。

だからこのメンタル不調がどれほどきついものであるかは、わかっているつもりですし、不調になった人にとっては、これが「いいきっかけ」などと言われても、そんな風には思えないこともわかります。

それでも敢えて言いますと、やはりこのメンタル不調は、現状を脱するためのいいきっかけだと言えます。

自分ではどうすることもできない状況ですが、お医者さんの力を借りて、現状から脱することができるわけですから。

ちなみにAさんは、数か月の療養を経て元気を取り戻し、再び就職活動を通して新しい仕事が決まったとの話を聞いています。

社会人として責任を持つことも大事ですが、あまりに劣悪な職場環境からはしっかりと距離を置いて自分を保つこともまた、それと同等かそれ以上に大事なことだと言えるでしょう。

メンタル不調は、劣悪な職場環境から離れるチャンスです。

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